この時計は時差修正を行える機能を備えています。時計の分針、秒針を止めずに簡単な操作で時針だけを1時間単位で修正することができます。海外旅行の際などにたいへん便利です。
ぜんまいの巻きかた
止まっている時計をお使いになるときは、りゅうずを回してぜんまいを巻き上げてください。ぜんまいを巻く際には、りゅうずを0段位置で右(12時方向)にゆっくりと回してください。なお、りゅうずは左(6時方向)では空回りするようになっています。
低温下(0℃以下)では、パワーリザーブ表示が1/6以上の状態でご使用ください。
時針単独時差修正のしかた
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りゅうずを1段引き出します。
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りゅうずを左(6時方向)に回すと時針が正転し、1時間単位で時差を修正できます。
(秒針は動いています)
時刻の合わせかた
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時針の位置を修正後、秒針が12時の位置にきたらりゅうずを2段目まで引き出します。(秒針は止まります)
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りゅうずを回して時刻を合わせてください。
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時報と同時にりゅうずを0段目まで押し込んで完了です。
より正確に時刻を合わせるために
スプリングドライブ機構の構造上、下記の点に注意しながら操作していただくとより正確に時刻が合わせられます。
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時刻を合わせる前に、ぜんまいを充分に巻き上げてください。
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止まっている時計を駆動させるときは、ぜんまいを充分に巻き上げてください。その後、時刻を合わせるときは、30秒間ほど秒針が動いてからりゅうずを2段引き出してください。
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りゅうずを2段引き出すと秒針が止まります。秒針を止めている時間は30分以内にしてください。それ以上の時間りゅうずを引き出していたときは、一旦りゅうずを押し込み、30秒間ほど秒針が動いてから時刻合わせを行ってください。
(パワーリザーブ表示を見て、フル巻き上げの状態にしましょう。)