日本の時計産業を牽引し、「東洋の時計王」と呼ばれた、創業者、服部金太郎の信条であった「常に時代の一歩先を行く」という革新の精神と、「急ぐな休むな」という進化の精神。それはグランドセイコーのブランド思想やものづくりにも脈々と受け継がれています。一歩一歩少しずつでも急がず休まず上を目指して歩み続けること。その言葉のとおり、長い歴史の中で蓄積した技術やノウハウ、そして時計づくりへの情熱を、一年ごとに一層ずつ年輪を重ね、長い歳月をかけて成長する大樹をイメージし、有機的なダイヤル模様で表現しました。
グランドセイコーの真髄を継承しながら、日本の美意識をもって、
腕時計の本質を果てしなく追求するグランドセイコーがたどり着いた新たなデザインです。
グランドセイコースタイルを基本に、
「光と陰の間の美」などの日本の美意識を取り入れた、
グランドセイコーの新しいデザイン文法によってデザインされています。
従来の型打ち模様よりも高低差を広げ、流線的な木目の溝にも数百箇所に及ぶ細かい筋目加工を施すことで、独創的でダイナミックな模様が実現しました。インデックスは18Kゴールドを削り出して形づくり、繊細で美しい輝きを放ちます。6時位置のSDマーク(Special Dial=金無垢のインデックスを採用したダイヤル)がこのモデルの特別さを物語ります。