有機的なカーブフォルムに着想を得て、たどり着いたデザインシリーズです。
最たる特徴は、ザラツ研磨で磨き上げたアーチの流麗なフォルム。ケースがまとう柔和な輝きと、ガラスサイドのアーチに配したダイヤモンドが放つ細やかな輝きのコントラストがもたらす繊細な陰影が、グランドセイコーらしい気品あふれる趣をかもし出しています。
張りのあるカーブフォルム
張りのある独特のカーブフォルムは、1967年の62GSが体現したベゼルレスのシルエットを継承し、両サイドの造形を際立たせることによって生まれました。ドーム状のサファイアガラスを包み込むように、大きなアーチを描くフォルムが女性の腕元を美しく演出するとともに、その腕に優しくなじみ、心地良い装着感を実現しています。
熟練した匠の技が光る、ダイヤモンドのセッティングと鏡面仕上げ
ガラスサイドのアーチにあしらったダイヤモンドは、複数のサイズを組み合わせ、上面を揃えながら立体的に留めることによって、流れるような美しい輝きを放つ仕上がりになっています。さらに、ダイヤモンドのまわりのケース部分には、熟練した匠の技によるザラツ研磨を施し、シャープなラインとダイヤモンドの完璧な調和を生み出しています。
優雅で、温かみのあるダイヤルデザイン
12時位置にひし形状に配した2つの大粒ダイヤモンド、細い葉のような形状のインデックスと相まって、温かみのある、グランドセイコーならではの優雅なデザインが特徴的です。ダイヤルの上では、技巧を極めた職人の手によって丹念に磨き上げられた針が、美しい輝きを放ちながら、正確な時を刻んでいます。