vol.2 アーティストSIRUP「東京の景色から生まれる新たなクリエイション」

東京の今を奏でる5分間

vol.2
アーティストSIRUP
「東京の景色から生まれる
新たなクリエイション」

刻々と移り行く時の流れと共に、あちこちで繰り広げられる艶やかなドラマ。瞬時に変貌を遂げる魅力的な景色……。無数の瞬間が交差する街〝東京〟。
ジャンルの垣根を超え、新たな音楽性を追求、時代を切り拓き続けるアーティスト、SIRUPさんは東京の地で、どのように”時間”と向き合っているのか。東京から世界へ活躍の場を広げるSIRUPさんが捉える、TOKYO TIMEとは。

それぞれの「時」を表現したオリジナルRemix楽曲

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SIRUPさんが着用したモデル「SLGC001」はGrand Seiko初のメカニカルクロノグラフ。機械式時計としての高精度を追求しつづける「伝統」はそのまま、10振動のメカニカルクロノグラフを実現した「革新」と、あくなき挑戦から生み出された次世代への道標となる腕時計だ。そんなクラフトマンシップは、R&Bやヒップホップの「ルーツ」を大切にしながらも、特定のジャンルやカテゴリーに固定することのない「革新性」を秘めた彼の軽やかな音楽や人生観ともリンクする。

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『TOKYO TIME Grand Seiko』のためにSIRUPさんがオリジナルRemixとしてShin Sakiuraさん、熊井吾郎さんと手掛けた楽曲は、3曲のマッシュアップのインターバルに「同じ瞬間の時を刻む」という意味合いを込め、時計の刻音からインスピレーションを受けたアレンジが加わり、ライブ感を一層高めている。

「今回は〝TIME〟にリンクする3曲を選びました。最初はデビュー曲の『Synapse』。このアレンジが気に入っていて、ライブでもこのバージョンは2、3回しか披露したことがなかったので、ここで皆さんに聞いていただけて良かった。そして何気なく繰り返される時間に幸福を感じる『LOOP』。一度過ぎてしまった時間は元に戻せないからこそ前を向いて進むべきという『スピード上げて』。聞いている人たちが、『ここからまた何かしよう!』と飛び出すような波動、東京らしい疾走感を表現できればいいなと思いました」。

伝統と革新が織りなす、SIRUPのTOKYO TIME

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「東京で体感する時間は、密度が濃くスピード感がある。刺激的な分、その速さに流されないよう意識しています。積み上げてきた自分の個性やペースは守りながら、挑戦し続け、新たな自分を探求していく……。そういった面では、伝統と革新が共存する『東京』という街と、自分の精神性がリンクするのかもしれません」。

「オフの日は、色々な人と飲みます。音楽とは違う分野で活躍する、自分と異なる視点や思考を持った人とセッションすることで、インプット↔アウトプットと互いに昇華し合う。東京にはそういう無限の拡がりが溢れている。自分が閉鎖的になるといい曲が作れないんで……」。

「常に世の中にないものをクリエイションすることが根底にある」と語るSIRUPさん。そのイノベーションの源には、最愛の仲間たちと過ごす〝TOKYO TIME〟があった。この先、どんな景色を見せてくれるのか。さらなる快進撃が楽しみだ。

▼プロフィール

ラップと歌を自由に行き来するボーカルスタイルと、自身のルーツであるネオソウルやR&BにゴスペルとHIPHOPを融合した、ジャンルにとらわれず洗練されたサウンドで、誰もがFEEL GOODとなれる音楽を発信している。これまでにイギリス・韓国・オーストラリア・台湾などのアーティストとのコラボ曲をリリースしている他、アイリッシュ・ウイスキー「JAMESON」、オーディオブランド「BOSE」、自動車メーカー「MINI」とのコラボレーション、2022年には自身初となる日本武道館公演を開催するなど、日本を代表するR&Bシンガーとして音楽のみならず様々な分野でその活躍を広げている。

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