組立・調整技能の進化・伝承

グランドセイコーの9Sメカニカルムーブメントの組立・調整には非常に高度な技術と豊かな経験が必要とされます。グランドセイコーの高精度と高品質をさらに高めていくために、匠たちは日々その技を磨き続けます。さらに、その高い技術・技能を後輩たちに伝承していくことも必要になります。

長年グランドセイコーの組立・調整を行ってきた平賀聡は2015年に厚生労働省より「卓越した技能者（現代の名工）」に選定され、2020年には「黄綬褒章」を受章しました。2018年にはグランドセイコースタジオ 雫石の伊藤勉が「卓越した技能者（現代の名工）」に選定されました。このように、グランドセイコーを支える熟練の技術は連綿と受け継がれ、今後もグランドセイコーは作られ続けていきます。