Vol.16
独自の厳格な検査基準
グランドセイコーのメカニカルウオッチは1960年代から独自の厳格な精度基準を設けてきました。それは「グランドセイコー規格」。その当時のスイスのクロノメーター規格を超える厳格さでした。
その後、1998年に9Sメカニカルが誕生した際には1960年代の基準を上回る、17日間にわたる6姿勢での新しい「グランドセイコー規格」が制定されました。
そして、2023年にグランドセイコー初のメカニカルクロノグラフ キャリバー9SC5が誕生した際にはクロノグラフ用のグランドセイコー規格が制定されました。これは現在のグランドセイコー規格に、ストップウオッチ作動中の3日間の検査を追加したものです。
自社開発、自社製造したムーブメントが厳格な検査基準に合格して初めて、グランドセイコーはグランドセイコースタジオ 雫石から出荷されます。