それは、時のありのままの移ろい。
時の本質。
グランドセイコーの匠たちが、
永遠に追い求め続けるもの。
日本独自の美意識と精神性。
日本人にとって、
時の本質は、森羅万象とともにある。
光が影をつくり、風が水面を揺らす、
その表情の変化の中に。
絶え間なく移ろいながら、動いていく。
この日本人ならではの感性と精神性、
匠の技とプライドが、
グランドセイコーに魂を与える。
グランドセイコーの匠たちが
時の本質を追求し続ける姿勢は、
日本古来からの「道」のあり方に通じる。
彼らは技を磨き、精神性を深め、
新たな境地をひらいていく。
移ろい続ける時間を
時計に具現化するために、
高精度を、視認性を、
造形の美しさを極め尽くすこと。
真の理想の時計を創り出すこと。
匠たちの挑戦に、終わりは無い。
日本人は、
時の移ろいとともに
光と陰が生み出す無数の表情を
繊細に感じ取り、愛おしむ。
平面と直線を主体とした造形。
精巧に磨き上げられた鏡面。
多面カットを施したインデックス。
匠の卓越した技によって、
光が変化するたびに美しい表情を生み出す
象徴的な意匠の数々が創り出される。
グランドセイコーは、
ムーブメントの開発から、
製造、組立、調整、検査までを
すべて自社で担う真のマニュファクチュール。
「グランドセイコースタジオ雫石」と、
「信州 時の匠工房」。
豊かな自然に育まれた2つの工房で、
3つのムーブメントが生み出される。
機械式、スプリングドライブ、クオーツ。
それぞれのムーブメントが、
時の移ろいの様々な姿を表現する。